環境影響予測評価結果の概要

 

 

【評価項目】大気汚染(一般環境項目、ダイオキシン、粉じん、塩化水素)

【環境影響予測評価結果の概要】

  1. 建設機械の稼働等に伴う浮遊粒子状物質及び二酸化窒素、解体工事等に伴う降下ばいじんの予測結果は環境基準値等を満足します。
  2. 工事用車両及び供用後の関係車両の走行に伴う浮遊粒子状物質及び二酸化窒素の予測結果並びに施設の稼働に伴う浮遊粒子状物質及び二酸化窒素、二酸化硫黄の予測結果(年間の長期濃度)は環境基準値を満足します。
  3. 施設の稼働に伴うダイオキシン濃度、塩化水素の予測結果は、環境基準値等を満足します。

したがって、実施区域周辺の生活環境に著しい影響を及ぼさないものと評価します。


【評価項目】土壌汚染

【環境影響予測評価結果の概要】
実施区域では、一部の地点の表層付近で鉛及びふっ素が神奈川県生活環境保全条例における基準値(環境基準値と同じ)を上回りましたが、建設工事に先立ち、関係法令に準拠して適切に処理・処分します。また、敷地境界付近の一部で地下水中のふっ素が環境基準値を上回りましたが、関係行政機関等の専門家からなる検討会の指導の下調査した結果、自然由来のものと推定されました。工事中は地下水の拡散を防止する工法を採用する他、濁水は公共下水道へ放流します。なお、実施区域内でダイオキシン類の環境基準値の超過は確認されませんでした。 したがって、実施区域周辺の生活環境に影響を及ぼさないものと評価します。

【評価項目】騒・低周波空気振動

【環境影響予測評価結果の概要】

  1. 建設機械の稼働に伴う建設作業騒音レベルは規制基準値を満足します。
  2. 道路交通騒音レベルは、工事中や供用後に環境基準値を上回る地点がありますが、これらの地点は現況で既に環境基準値を上回るか、環境基準値と同程度の騒音レベルの地点です。なお、工事用車両の走行による増加分は、最大で2.0dB(場外駐車場付近)となりますが、この地点は環境基準値を下回ります。その他の地点の増加分は0.8dB以下です。
  3. 施設の稼働に伴う騒音レベル、低周波空気振動レベルは規制基準値等を満足します。

したがって、実施区域周辺の生活環境に著しい影響を及ぼさないものと評価します。

【評価項目】振動

【環境影響予測評価結果の概要】

  1. 建設機械の稼働に伴う建設作業振動レベル、工事用車両の走行に伴う道路交通振動レベルは規制基準値等を満足します。
  2. 供用後の関係車両の走行に伴う道路交通振動レベル、施設の稼働に伴う振動レベルは規制基準値等を満足します。

したがって、実施区域周辺の生活環境に著しい影響を及ぼさないものと評価します。

【評価項目】悪臭

【環境影響予測評価結果の概要】
対象事業からの排気による敷地境界線上における臭気指数は、評価目標とした1種地域(住居系地域)における規制値を満足します。
したがって、実施区域周辺の生活環境に著しい影響を及ぼさないものと評価します。

【評価項目】廃棄物・発生土

【環境影響予測評価結果の概要】
工事中に発生する建設副産物について、関係法令に準拠して可能な限り再資源化及び再生資材の活用を図るとともに、適正な保管、処理を行います。
施設の稼働に伴い発生する廃棄物については、分別収集や関係法令に準拠した保管、処理を行うとともに、可能な限り再資源化を行います。動物由来の廃棄物については、廃棄物処理法に準拠した廃棄物焼却施設により適正に処理します。また、RIを含む廃棄物については、放射線障害防止法等に準拠して適正に保管・処理します。
したがって、実施区域周辺の生活環境に著しい影響を及ぼすことはなく、可能な限り資源の有効利用が図られるものと評価します。

【評価項目】電波障害

【環境影響予測評価結果の概要】
テレビジョン電波の遮へい障害(地上アナログ放送及び地上デジタル放送)及び反射障害(地上アナログ放送)の発生が予測され、障害が対象事業に起因することが明らかになった建物については、受信アンテナの調整や、共同受信施設への接続等、状況に応じた適切な対策を講じます。
したがって、実施区域周辺のテレビジョン電波受信に著しい影響を及ぼさないものと評価します。

【評価項目】水象(地下水)

【環境影響予測評価結果の概要】
帯水層での遮水壁の構築や存在等による地下水位変動は現況の季節変動と同程度であり、表層の盛土層付近で推移することから、地下水質への影響は小さいと評価します。また、水位変動による地盤の応力への影響を検討した結果、敷地境界付近では地盤沈下を生じる可能性は低いと評価します。地下水利用等については、水位は第一帯水層上端以浅で推移する等、影響は小さいと評価します。

【評価項目】植物・動物・生態系

【環境影響予測評価結果の概要】
対象事業の実施に伴い、生物の生育生息環境への一時的な影響及び緑の量の減少が予測されるものの、樹木の植栽等の対策を講じることにより可能な限り影響を低減する計画であり、事業の実施により、生物と生育生息環境との関わり、生物相互の関わり及び生物多様性に著しい影響を及ぼさないと評価します。

【評価項目】景観

【環境影響予測評価結果の概要】
対象事業の実施により、主要な展望地点からの景観に変化が生じますが、建物配置の工夫や中高木を主体とした樹林等、貯水池の敷地外周部への配置、計画建物の一体感のある落ち着いたデザイン、グレーを基調とした建物外壁による周辺地域との調和等の措置を講じます。また、実施区域近傍の地域では、敷地外周部に施した植栽により圧迫感は低減されます。
したがって、主要な展望地点からの景観に著しい影響を及ぼさないものと評価します。

【評価項目】安全(高圧ガス)/ 安全(危険物等)

【環境影響予測評価結果の概要】
施設の稼働に伴う高圧ガス、危険物等の取扱、貯蔵については、高圧ガス保安法、消防法、毒劇物取締法等の関係法令に準拠し、関係機関等と協議の上実施します。また、当社独自の社内規定等に基づき、更に厳格な設備の管理体制等を徹底します。災害等や事故発生時については、藤沢市地域防災計画に定められている防災対策に加え、当社独自の防災に係る社内規定等に基づいた対策を講じます。施設の地震対策としては基礎免震や帯水層の地盤改良等の措置を講じます。
したがって、実施区域周辺における高圧ガス、危険物等に係る安全性に影響を及ぼすことはないものと評価します。

【評価項目】安全(交通)

【環境影響予測評価結果の概要】
可能な限り走行台数を分散させる計画とすることで、工事中及び供用開始後とも、実施区域周辺の交差点における交差点飽和度は、交差点交通流に支障が出るとされる0.9を下回ると予測されます。また、歩行者・通勤・通学の交通安全に対しては、関係車両の実施区域への出入は、左折進入・左折退出を原則とする等の安全対策を実施することにより交通安全を確保します。
したがって、実施区域周辺の交通安全に著しい影響を及ぼさないものと評価します。

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