FORESIGHT & LINX株式会社 代表取締役社長 能見 貴人

【こんな会社です】

創薬研究において、研究戦略をコンサルティングしたり、導入・導出・資金調達に関わる交渉を当事者に代わって行う、創薬事業開発エージェント。


【ここがユニーク!】

  • 前臨床段階の技術やシーズに関する導入・導出の交渉代行を行っている、日本で唯一の会社であること。
  • 製薬会社での長年の経験をもとに、サイエンスとしてのクオリティー、ビジネスとしてのポテンシャルを見極める力に最大の強みがあること。

 

 

思わず売りたくなるシーズや技術。
創薬ビジネスとしてのクオリティーが高いものが、アイパークにはそろっている。

Q.
御社の事業について教えてください。

A.
目指しているのは、有望なシーズ、プロジェクト、技術を世界の創薬の舞台に上げて輝かせること、それを通じて、新しい治療薬の開発を促進することです。

Q.
具体的には、どういった事業を行っていらっしゃるのでしょうか?

A.
大手企業をクライアントとして、価値のあるシーズを持っているベンチャー企業を探します。また逆に、シーズや技術を有するベンチャー企業をクライアントとして、大手企業に対するライセンシングや提携の交渉を代行します。さらに、スタートアップバイオ企業に対して、事業のコンサルティングや資金調達のお手伝いもします。
ひとことで表現するのは難しいですが、あえて言うならば、「事業開発エージェント」でしょうか。

Q.
そうしたビジネスをされている中で、アイパークに入居されたきっかけは何でしょうか?

A.
きっかけは、クライアントのうちの1社が入居していたことです。でも、いざ入居してみると、創薬ビジネスとしてクオリティーの高いシーズや技術を持つ企業がほかにもたくさん入居していました。私の事業の立場からすると、「思わず売りたくなるもの」です。

 

 

アイパークの魅力のひとつは、ベンチャーの命綱である「情報」へのアクセス。
最新の文献やデータベースの利用を通じて、貴重な情報が手に入る

Q.
そうしますと、入居企業を中心に新たな顧客の獲得にもつながりそうですね。

A.
はい。もともと、ビジネスチャンスを広げることを目的に入居したので、それはとてもうれしいです。一方で、実際に入ってみて、顧客獲得以前に、入居者の方々とクオリティーの高いサイエンスの会話をすること自体が、とても楽しい。もちろん、そこからビジネスが生まれることもあると思いますが。

Q.
そのほかに、入居して良かったことはありますか?

A.
情報が手に入ることですね。ベンチャー企業は情報が命ですが、その情報へのアクセスが難しい。業界誌やデータベースの契約料金は、大手企業を基準に設定されているので、月百万円以上することもあり、ベンチャー企業にとっては負担が大きいんです。アイパークでは、それが通常より安価に利用できるので、とても助かっています。
また、各社が開催するセミナーにも、豊富な情報がありますね。私は頻繁にアイパークに出勤する訳ではないのですが、なるべくセミナーの日に合わせて来るようにしています。

 

 

大切なのは、世界と戦っているということ。
日本がイノベーションを生み出すために必要なのは、隠すことじゃない。

Q.
アイパークもしくは日本の創薬が成長していくためには今後何が必要だとお考えですか。

A.
創薬業界全体が、もっと情報をオープンにできるようなカルチャーになるといいと思いますね。
日本人はとても秘密主義で、CDA (秘密保持契約) を結ばないと、なかなか情報を出そうとしない。でも、海外はもっとオープンに最前線の情報をシェアしながら、それぞれが生き抜いているんです。日本からイノベーションを生むためには、そんなライバルたちと勝負しないといけない。大切なのは、世界と戦っているということです。そのなかで何が必要かと言ったら、それは隠すことじゃない。

Q.
アイパークも、オープンなカルチャーを醸成していけるよう努力していきます。

A.
そうですね。ぜひ、中のしくみを充実させて、魅力的な企業を集めてください。
日本中のクオリティの高い創薬ベンチャーに入居していただいて、アイパークが「日本で最高の創薬ベンチャーが集結している場所」になるといいなと思います。

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プロフィール 能見 貴人 さん


約20年間にわたり、アカデミアおよび製薬会社で創薬研究に携わったのち、2007年に独立して創薬コンサルティング会社を設立。その後外資系製薬会社にて導出・導入事業に携わったのち、2017年に再び独立し、FORESIGHT & LINX 株式会社を設立。

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